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    Vol.4:2度目のペリー来航!?
    その先進性は黒船以上?
    太田 博一さん

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スペシャル

千里ニュータウン今昔

Vol.4:2度目のペリー来航!?
その先進性は黒船以上?
太田 博一さん


千里ニュータウン研究・情報センター

100有余年の時を経て、後輩ペリーがもたらしたのは「近隣住区理論」

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嘉永6年、『黒船』を率いて、日本に来航したペリー。当時の日本に大きな変革をもたらしたことはいうまでもありません。それから100有余年の時を経て、時代は昭和。この地「千里ニュータウン」に、もう一人のペリーが登場しました。残念ながら日本の土を踏むことはなかったようですが、彼が提唱した都市計画は、先輩のペリー同様、それまでの街づくりの概念を大きく変えたと言われています。
では、彼が提唱した「近隣住区理論」とはどんなものだったのでしょう。それは、小学校をひとつの住区(まち)の単位とすること。これにより、コミュニティのまとまりを生み出そうとする考え方です。「千里ニュータウン」では、住区の中心に小学校や近隣センター(商店街・集会施設・広場)を配置。半径約500mの広さが、住区の標準とされました。こうしたマスタープランに基づき、欧米のニュータウンの先進事例がふんだんに取り入れられた「千里ニュータウン」。日本はもとより、海外からも注目される街へと、今も進化を続けています。

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あちこちに、日本初。
注目の“スーパーモデル”がいっぱい!!

ペリーの「近隣住区理論」を取り入れた代表的な郊外住宅地のひとつとして、その名を知られるアメリカ・ニュージャージー州のラドバーン。ここでは、歩行者の道と車の道を分ける“歩車分離設計”で住宅地が計画されました。住宅地内の道路をクルドサック(袋小路)とすることで、住宅地内を通過する車をシャットアウト。住宅地内の内側には公園や運動場、小学校などを配置し、歩行路で結びました。これが、世界のニュータウン計画に数多く取り入れられている『ラドバーン方式』です。もちろん、「千里ニュータウン」も例外ではありません。通過交通のための主要幹線道路は、住区内の道路と並列で設置。車に出会うことなく街を巡る歩行者専用道路は、全国で初めての導入となりました。また、道路空間に緑のスペースを配した「こぼれび通り」(新千里東町)は、全国のニュータウンが計画する“緑道”のモデルとして注目を集めました。街の至るところに、そんな日本初のスーパーモデル(?)がいっぱいの「千里ニュータウン」。機会があれば、一度ゆっくり散策してみて欲しいものです。

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千里ニュータウン半世紀のあゆみ

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太田 博一さん
千里ニュータウン研究・
情報センター

都市プランナーという視点から千里ニュータウンの研究に携わるとともに、コミュニティカフェ「ひがしまち街角広場」を始めとする地域活動を実践。千里絵葉書を制作・販売する千里ニュータウン研究・情報センター(千里グッズの会)事務局長。千里まちあるきなど、地域住民のふれあいを育む、数々の活動にも積極的に取り組まれています。

Q:千里中央でのお気に入りスポットは?
A:せんちゅうパル2階の「純喫茶」、せんちゅうパル地下のディープ大阪的雰囲気の飲み屋、千里文化センター(コラボ)屋上庭園

Q:休日は何をしている?
A:街並み撮影を兼ねた長距離まち歩き、町家・長屋・路地探索

Q:最近ハマっていることは?
A:スーパーフライ(越智志帆)の歌声、中崎町あたりの立ち飲み屋でのロック談義

Q:好きな言葉は?
A:地道

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  • (仮称)千里中央超高層タワーマンションプロジェクト
  • SENRITOよみうり