千里中央発の花咲かそ!1,000FLOWERS LIFE

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スペシャル

千里ニュータウン今昔

Vol.6:殿の時代に
タイムスリップ
太田 博一さん


千里ニュータウン研究・情報センター

我が歴史を貫いた、
400年前のニュータウン「上新田」

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綿密なマスタープランに基づき、美しく整備された「千里ニュータウン」。この地に寄り添いつつも、独自の歴史を貫いてきた町があることをご存知でしょうか。北大阪急行「千里中央」駅から南へ中国自動車道にかかる歩道橋を渡り、歩くこと約3分。そこは、緑濃い竹林に彩られた上新田天神社の鎮守の森。酷暑の夏もすっーと汗がひいていく清涼感を漂わせています。この神社を押し戴くようにして広がるのが、千里のふるさとといわれる「上新田」です。
この地の開発が始まったのは、江戸時代の嘉永3年。幕府の直轄地として誕生したまさに400年前のニュータウンといえます。もちろん、千里ニュータウンの開発計画内にあったことはいうまでもありません。しかし、その計画は断念。計画中のエリアで集落があったのはこの「上新田」だけ。永い歴史のある集落は継承するのが望ましいとされ、計画外区域と決定されました。以来、「上新田」は千里ニュータウン開発による鉄道・道路網の整備で恩恵を受け、同時に千里ニュータウンの住民は天神社や「上新田」の自然に癒される。400年前のニュータウン「上新田」と50歳を超えた千里ニュ―タウンは、お互いを補いつつ未来へ向かっているといえます。

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『村』としての誇らしさ。
受け継がれた街並みで“最古”を発見

家紋入りの瓦葺きの屋根、長屋門、虫籠窓、白壁の住宅…。「上新田」の町を歩くと思わずタイムスリップしてしまう住宅風景が、今も数多く残っています。聞けば、ここ「上新田」の中央部から新千里東町へと北上する勝尾寺街道は古刹・勝尾寺の参拝で賑わいをみせていた街道。古い道標も残存し、なかには「天明元年(1781年)」と記されたものも。年号付のものとしては、豊中市最古のものといわれています。また昭和48年まで使用された旧新田小学校も、大阪府内の木造校舎の中では最古という存在。大阪府の指定文化財となっています。こうした町の歴史を知るために、授業の一環として子供達は町のお年寄りに話を聞きに行ったこともあるとか。お年寄りが子供達に“伝える”という風景。これも、この町ならではかもしれません。田んぼや畑が残された場所もあり、収穫したお米は天神社に奉納されています。不思議なことに、住民の多くがこの地を“村”と呼んで憚らない「上新田」。機会があれば、400年の歴史を今につなぐ千里の原風景を愉しんでみられてはいかがでしょう。

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千里ニュータウン半世紀のあゆみ

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太田 博一さん
千里ニュータウン研究・
情報センター

都市プランナーという視点から千里ニュータウンの研究に携わるとともに、コミュニティカフェ「ひがしまち街角広場」を始めとする地域活動を実践。千里絵葉書を制作・販売する千里ニュータウン研究・情報センター(千里グッズの会)事務局長。千里まちあるきなど、地域住民のふれあいを育む、数々の活動にも積極的に取り組まれています。

Q:千里中央でのお気に入りスポットは?
A:せんちゅうパル2階の「純喫茶」、せんちゅうパル地下のディープ大阪的雰囲気の飲み屋、千里文化センター(コラボ)屋上庭園

Q:休日は何をしている?
A:街並み撮影を兼ねた長距離まち歩き、町家・長屋・路地探索

Q:最近ハマっていることは?
A:スーパーフライ(越智志帆)の歌声、中崎町あたりの立ち飲み屋でのロック談義

Q:好きな言葉は?
A:地道

  • 1000 FLOWERS LIFE メンバー
  • (仮称)千里中央超高層タワーマンションプロジェクト
  • SENRITOよみうり